介護施設の選び方とは?

様々な介護施設ありますね。今日は判断基準を幾つか説明したいと思います。
① 地域性
どの地域を選ぶのかは介護を中心に暮らすのか、自立した生活を楽しむのかにより、大きく違ってきます。介護を中心にした場合は、ご本人にとって精神的な支えである、ご家族の通いやすさが重要になります。特に遠距離介護の場合はご家族の負担が大きいので、ご家族の近くへ移り住んだほうがよいことも。ただし、大きく環境が変わることでご本人が戸惑うことが出てくるかもしれません。ご本人の希望を優先して、できるだけ無理のない地域を選ぶようにしましょう。一方、自立した生活を楽しむ場合は、将来、介護が必要になったときのことも頭に入れて、終のすみかにしたいのか、住み替えをするのかも考えるべきポイントです。
②費用
まずは資金計画/事業計画書を立て、無理のない料金設定の施設を選ぶようにしましょう。前払い金(入居一時金)、月額費用とその内訳、実費負担(医療費、日用品、おむつ代など)、介護保険適用範囲と自己負担額、有料サービスなどもチェックしておきます。入居年数は、「介護期間は平均4年11ケ月※」という統計や日本人の平均余命などを考慮して見通しを立ててみましょう。ある程度見通しが立ったところで、似たような料金のホームをいくつか見学してみて、あなたにふさわしいホームを選びましょう。
生命保険文化センター平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」